STAR OCEAN オール クリぱー!









すたーおーしゃん おーる くりすますデイズ 







---あるお宅---

「よっしゃぁああ!!!ついにファーストディパーチャー発売されるぜぇえ!!!」

足をテーブルの上に乗っけてはしゃぐシウス

「足乗っけちゃ駄目よ!」

ミリーはそんなシウスを止めながら頬を膨らます

その隣でぼんやりとラティが屋根を見つめていた

「あら?どうしたの?」

イリアが浮かない顔のラティの顔を覗きこむ

「前…言われたんだ」

イリアが首を傾げる

「あぁー!それは僕のっすー!!」

「にゃはははー!!!」


ズガンッ


目の前をチキンを銜えたペリシーがラティの顔面を直撃し

追いかけていたティニークもそのままラティと共に地面に落下

「ぐへ…」

「にゃふ…」

「うぅ…」

イリアが頭を抱えて三人が積み重なっている所で腰を屈める

「少しは落ち着いたらどうなの…?」

ペリシーがチキンをむしゃむしゃ食べながら苦笑い

ティニークは変な所を強打したのか動かない

下敷きになっているラティは無言でまた屋根を見ている

そんな状況を見てミリーはラティを見て駆け足で駆け寄り屈む

ラティは少し視線をずらし

「ミリー見えてる…」


ズガッシャァンッ!!


「ラティのえっちぃ!!!」

窓を突き破ったラティは雪降る空を見つめる


俺…フェイトのパクリじゃないよ…(最近友人に言われた


気が付くと見上げるように立つ少年が含み笑いをしていた


フェイト少年であった


「ちくしょぉ!!!!こんの3の青二才がぁ!!!」

ラティが剣を構え

「受けて立ちますッ!!!」

フェイトは鉄パイプを握り締める


ズガァァァァァアアンッ!!!


「おまッ!イセリア禁止!」

「漢字が多くて強い技の時代は終わったんですよぉ!!!今は英語!いっやほうぅッ!」

「なら俺を倒してからにしろッ!!」

アルベルも参戦し庭が壊滅している



「あれ…他の皆は?」


こんばんは!SO2組ですー!

「連れてきたぞ…」

ロニキスがクロード達を誘導してきたようだが…


「おひげもじゃぁあ!!!」


イリアがそんなロニキスにビックリしてひっぱだく

そんな母を見たクロードは苦笑いで

「母さん…!父さんは…!」


「だれぇえええ!!!」


イリアがそんなクロードにびっくりしてひっぱだく

「こんばんは!今日は良いタルを持ってきたよ!」

アシュトンがタルだけ抱えて登場


「変人ッ!!!」


イリアがそんなアシュトンにびっくりしてひっぱだく

「い、イリアさん!台本にアシュトンまでひっぱだくまでは…!」

プリシスがなだれ込む

アシュトンを介抱しながらいちゃいちゃする二人をよそに



こんばんは!SO3組ですー!

元気良くソフィアがクリスマス仕様の格好で登場

「あれ?3の主人公は?」

ドーンが横から顔を出す


「あなたは石化でもしていなさい」


ヨシュアが羽の手入れをしながらぽつりと呟く

ドーンは石化

フィアとアシュレイがドーンを端の席に連れ出し、酒を差し出した

「すんません…」


続々と集まるSOメンバー

1主人公と3主人公とプリンを除き、部屋で盛大にクリスマスを祝う


「メリー!!クリスマスー!!!」


わいわいと騒ぐ中、ステージが始まる


「ペリシーとプリシスとスフレの踊り子対決ぅ!!!」


「頑張れスフレー!」

気を張ってクリフ、ミラージュなどが応援

「ペリシー!サンタ服似合うわよー!」

負けじとミリーなどなどが応援

「ほれー機械娘見た目負けしてるぞー」

ボーマンがおちょくるように叫ぶ

「う、うるさいー!!こ、これでも少しは!」

そう言っている間に二人は踊り始めている

「わ、え?え?ちょ…次元がちが…!」

プリシスがやけになって両手をシェイクだけし始めた

ペリシーとスフレは華麗に舞ってはいるが、スフレが一段上をいっている…!!

「えへへー…やっぱ華麗じゃんよー」

一番前で満面の笑みを浮かべるロジャー

「こう…やっぱ三人ともサンタ服にミニスカってのが…!ひらひら〜っと」

クリフがゆっくり前かがみでロジャーの横に座り込む

「と、特等席だな…!」


「ズガァァアアアアン!!!」


ミラージュの拳とマリアの銃声が一斉に聞こえるが、他の人は何食わぬ顔で踊りを見続ける


「ねぇねぇ…クリスマスってなんのお祝い事なの?」

ミリーがイリアにたずねると長々と話し始めるが、チンプンカンプンなので頷くだけ頷く

ネルが隅で窓の外を見つめる

少し笑みを浮かべていた




「クロード…?」

外のベンチで黄昏るクロード

レナはゆっくりと近寄ってそんなクロードを見つめていた

「あ、あぁ…今年も平和で良かったなって…思って」

1〜3の境界線でどこあたりかは定かではないが、クリスマスを皆思い思いに過ごす

楽しむ人もいればつまらなかったり、散々だったり

でも…誰にしてもクリスマスは特別で…


「平和の…象徴だと思うんだ」



「え?」




「星の海に…幸福を…」








「ふふ!!!その幸福が大嫌いなのだよ…私達は!」

敵が勢ぞろいで現れる

だが、今のSO軍団に敵うわけもなく…そのままクリスマスパーティーの雑用にされたとさ




おしまい


*こめんと*

短編ぐらいは書こうかな?っとなんとなく書いたものですー

ぐっちゃぐちゃですが、想像しながら読んでもらえたらなと思います

ではでは!よいクリスマスを!




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